神経症の代表的な症状であり、多汗症とも関連の強い対人恐怖症についての説明。
対人恐怖症(神経症)
症状の説明

対人恐怖症は神経症の代表的な症状になり、多汗症とも関連の深い症状になると言って良いと思います。

人前で汗をかくことで人から変に見られるのではないかと対人不安や劣等感を感じるのが対人恐怖症の傾向の強い場合の多汗症ということになります。

そして、この場合は、多汗症というよりも発汗恐怖症と呼ばれることが多いと思います。

つまり、汗腺の異常など、純粋に体の異常から来る汗の症状の場合は多汗症と呼ばれることが多いですが、対人恐怖症から来る汗の症状の場合は発汗恐怖症と呼ばれることが多いように思います。

しかし、これは厳密な境界が引ける訳ではなく、人によっては発汗恐怖症の場合でも多汗症と呼んだりすることが多いと思います。

そして、今は発汗恐怖症という名称よりも多汗症という名称の方が世間的な認知度が高いですから、発汗恐怖症の場合でも便宜的に多汗症と呼ぶことも多いと思います。

いずれにしても、人前で緊張したり、上がってしまって手や足が震えたり、顔が赤くなったり、汗を異常にかいてしまうというのが対人恐怖症の症状になります。

そして、この症状の背景には人から変に思われたらどうしようという不安があるのが特徴なのです。

人一倍、「生の欲望」が強く、人から良く思われたいという欲求が強い人の場合に対人恐怖症に悩みやすいと言えるのです。

ですから、多汗症において、人前での緊張など、対人恐怖症(神経症)の傾向が見られる場合には、森田療法の学習をしていく中で、森田療法の考え方が身についてくると、これに比例して発汗に対する「とらわれ」が薄れてきて、この結果として、少しずつ症状が改善してくるものなのです。




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